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六本木駅すぐのロケーション 歴史ある俳優座劇場で観劇を

劇団俳優座演劇研究所 総務部長・研究所長 川口浩三(かわぐち こうぞう)さん

六本木駅6番出口の階段を上がってすぐに位置する、俳優座劇場。演出家の千田是也や小沢栄太郎、初代黄門様の東野英治郎らが1944年に設立した劇団俳優座が、この場所に劇場を建てたのは1954年のこと。1980年にリニューアルしてから35年間、変わらぬたたずまいで港区の演劇文化を支えてきました。俳優座といえば、仲代達矢、平幹二朗、田中邦衛など多数の名優が思い浮かびます。露口茂、山崎努、宇津井健、前田吟なども、俳優座演劇研究所付属養成所の出身です。

その俳優座の総務部長と研究所長を兼務されるのが、1941年生まれの川口浩三さん。まだ武蔵野美術大学の学生だった1966年、舞台美術家の朝倉摂さんに連れられて、俳優座の舞台美術を手伝ったのが座員となったきっかけです。1970年から舞台監督として多数の公演を手がけ、「1980年代には、千田是也さんとともに中国に招かれ、演劇を通して交流したのも良い思い出です」と語ります。

文化庁の事業で、日本各地で演劇人の育成を行ったり、桐朋学園芸術短期大学の、俳優座養成所を前身とする演劇専攻で指導するなど、若手の育成にも尽力してきました。そうした業績から、2011年には舞台芸術を裏から支えた“裏方さん”を表彰する「ニッセイ・バックステージ賞」を受賞。今も、舞台稽古の現場で頼られると、小道具の製作や若手舞台監督の指導をするなど、「ますます仕事が増えてしまいました」と笑います。元気の秘訣は、毎年ルーマニア・シビウ市で開催される『シビウ国際演劇祭』に行って観劇してくること。世界70カ国から約350もの団体が参加する盛大な演劇祭で、来年は俳優座も参加を予定しています。

3~4年前からは、地元・六本木商店街振興組合の理事も引き受け、地域のイベントや清掃活動にも参加しています。最近の六本木は、国立新美術館ができたことや新しい劇場が増えたこともあり、「文化や芸術に親しめる拠点のひとつとして」役割を担っていきたいという川口さん。「もともと六本木という場所に俳優座劇場を建てたのは、地元商店街や地域の文化人が支えてくれたから」。将来に向けて、ますます地域交流を深めていきたいと考えています。

7月、8月には俳優座演劇研究所の研究生による公演が、赤坂区民センターで行われます。7月は第25・26期生の『女とハニワ―石崎家と松崎家』、8月はオムニバスの『白いスケッチブック』。研究生とはいえ、俳優座らしい見応えのある舞台です。これまで、たくさんのスター俳優を輩出してきた俳優座の「次世代のスターを探しにきてください」。

俳優座演劇研究所の研究生による公演の詳細は「イベント情報」をご覧ください。

俳優座劇場の稽古場にて。

俳優座劇場の稽古場にて。

「昔以上に忙しいんだけれども、やはり必要とされていると、どうしてもそれに応えたいと思うんですよ。」と川口さん。

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