| HOME > 連載コラム > 伝統芸能の今を知る: 文楽<第3回 文楽舞台のしくみ> |
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文楽の舞台は人形芝居としては、とても大がかりで立派なものといえるでしょう。他の人形劇とは違って、文楽人形は1つの人形を3人で操る三人遣いが基本。そのため、役の数の3倍の人が舞台上にいることになります。舞台は人形の縮尺に合わせて作られていますが、人形遣いたちがスムーズに動けるように奥行きがあります。
また、大夫と三味線弾きが座る「床」(ゆか)は客席にせり出しており、臨場感ある義太夫節を聞けるのも特徴です。
■ 御簾内(みすうち)小幕の上にあり、簾が掛かっている小部屋。舞台上手の御簾内は、立ち廻りなど人形の動作に合わせて三味線が弾くメリヤスの演奏や、若手の大夫と三味線弾きが床に登場せずに演奏するときに使う。 舞台下手の御簾内は囃子(はやし)部屋。笛や太鼓、鼓、鐘などでお囃子を演奏したり、風や雨の音などの効果音を出して舞台を盛り上げる。
■ 手摺(てすり)人形遣いの足元を隠し、人形にとっての地面に相当する仕切り板。手摺は地面だけでなく、藍色の布をかぶせると川、白布で雪、青畳の柄で城内(屋敷内)に早変わりする。船底から手摺までの高さは約84cm。■ 船底(ふなぞこ)舞台から一段低くなっている部分。人形を操作するとき、足遣いが動きやすいように主遣(おもづか)いは人形を差し上げて遣っている。すると客席からは人形を見上げる形になるため、少しでも観客の目線と水平になるように約36cm低くなっている。■ 小幕(こまく)上手と下手にある黒い幕。ここから人形(人形遣い)が出入りする。
■ 床(ゆか)![]() 大夫と三味線弾きが義太夫節を演奏する舞台。舞台の上手側にあり、客席に少しせり出している。床の中央部には「文楽廻(まわ)し」と呼ばれる回転式の装置があり、演目が始まると文楽廻しがくるっと回って大夫と三味線弾きが登場する。 語り終えると、文楽廻しが回って、裏に控えていた次の大夫と三味線弾きに交代する。
9月の文楽公演は『夏祭浪花鑑』(一部)、『菅原伝授手習鑑』(二部)です。
チケットのお問い合わせは、国立劇場チケットセンター TEL : 0570(07)9900または http://ticket.ntj.jac.go.jp/ をご覧ください。
「ふれあいコラム」に登場のお三方に、「9月文楽公演」の見所をお聞きしました。
■これでバッチリ! 観劇ガイド
初心者も安心! 字幕付き さらに安心、イヤホンガイド 腹が減っては、鑑賞はできぬ |
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