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連載コラム

ラグビーワールドカップ日本大会を100倍楽しむコラム

【第2回】歴代最強!日本代表チームの強さの秘密

2019年のラグビーワールドカップ(RWC)日本開催に向けて、RWCの魅力やラグビー観戦の楽しみ方を紹介する5回連載コラムの第2回です。

最強エディ・ジャパンに高まる期待

2012年、日本代表ヘッドコーチ(HC)に、元オーストラリア代表HCで世界的名将のエディ・ジョーンズ氏が就任。ジョーンズ氏は、運動量豊富に動き回り数多くのパスを出して攻めるスタイルを「ジャパン・ウェイ」と名付け、確立を目指している。その独自の強化策が実を結び、日本代表は、歴代最高の世界ランキング9位(2014年11月10日時点)という快挙を達成した。

欧州王者、強豪ウェールズを撃破!

2013年6月、世界ランキング5位の欧州王者ウェールズ代表とのテストマッチが行われた。
序盤は押し込まれる時間帯が多かったが、組織的守備で先制を許さない日本代表。逆に、敵陣深く切り込み反則を誘いペナルティゴールで先制点をゲット!その後も一進一退の攻防を続け、6ー3で前半を折り返す。後半開始早々に得点を奪われたものの、すぐにトライを決めて逆転。終わってみれば、23ー8の快勝だった。公式のテストマッチで日本が強豪国相手に勝利を挙げたのは、実に24年振り!
この快挙を目撃した2万人を超える観衆は、秩父宮ラグビー場を揺るがすほどの大歓声で勝利を祝福した。その後も、日本代表は、カナダ、アメリカ、サモア、イタリア等を撃破し、テストマッチ10連勝という歴代最多勝利を記録、その強さが本物であることを証明した。

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© JRFU photo by H.Nagaoka

活躍が期待される日本代表選手

世界最高峰のリーグ「スーパーラグビー」でプレーする田中史朗選手、立川理道選手、マレ・サウ選手、堀江翔太選手らは、海外組ならではの迫力あるプレーでチームを牽引する。
さらに、スクラムの要である畠山健介選手、精度の高いキックを誇る五郎丸歩選手、異次元のスピードを誇る福岡堅樹選手、キャプテンのリーチ・マイケル選手ら世界レベルの選手が揃っており、RWCでの活躍が期待される。

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© JRFU photo by H.Nagaoka

第3回は、ラグビー観戦の楽しみ方をお教えします。