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ふれあいコラム
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指揮者 小林研一郎さん  炎のコバケンと日本フィルハーモニーの演奏をご堪能ください。
 今回で3回目の出演となるKissポートコンサート、その内容について、

「名曲揃いなので、何も予備知識なしに来られても、音の世界に酔って頂くというのが、私たちの願いです。『グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲』は、速いテンポで弾く活気にあふれる音楽を楽しんでください。『ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 op.18』はセンチメンタル性というかロシアの憂愁というか、かつて映画にも使われた心に染み通ってきて涙がこぼれそうになるメロディが頻繁に出てきます。しかし、オーケストラとピアニストにとっては、難しく、いかに多くの制約のなかでどれだけ美しく、人々の心にあるものを創っていけるかが私たちの課題です。また、ピアニストの寿明義和さんとは初競演なので、それも楽しみのひとつです。『チャイコフスキー/交響曲第四番 ヘ短調 op.36』は私と日本フィルハーモニーの十八番です。この曲は4つの楽章のキャラクターが全く違うもので、第3楽章は、ピチカートで演奏し、高度な技術が要求されます。第4楽章はどれだけのスピードで先に行けるかというまるでスピードの競い合い。しかし、そのなかで技術を駆使して、激情をあふれさせ、聴衆と一緒になって、燃え上がるというのが狙いです。第2楽章には、歌があふれ、こんなに美しい歌が世の中にあるのか…と思われるでしょう。オーボエ、クラリネット、ファゴットによって奏でられ、中間部のチャイコフスキー独特の世界はコバケンと日本フィルでないと聞けないと自負するところです。第1楽章は運命のテーマが金管楽器によって奏され、その中でロシアの憂愁というか独特の苦しみの佇まいが続きます。このように今回のコンサートには聴きどころがたくさんあります!」

クラシック音楽に熱い情熱を傾ける小林さんは最近のクラシック音楽界について、

「クラシックは料金が高いとか、敷居が高いと思われがちですが、決してそんなことはありません。今回は特にKissポートさんのご協力で、格安の料金で皆様とお会いできる場をお作りいただけたことは、たいへん素晴らしく、嬉しく思います。」

今回は聴くところがたくさんあって、大満足のコンサートになることでしょう。是非サントリーホールで炎のコバケンと日本フィルハーモニーの競演を、どうぞごゆっくりお楽しみください。

小林研一郎氏写真
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