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ドラマやCM出演、歌手としても活躍中の宮地真緒さん。今年始めに7代目ピーターパン役が決まり、初の本格的ブロードウェイミュージカルへの挑戦が控えています。
プレッシャーとの闘い 「実は、最初に話を聞いたとき『えっ?』という気分でした。ミュージカルは未経験だし、歌いながらお芝居するなんて。発声法や体力的にも不安でしたから。しかも共演する方はミュージカルのプロばかり。私が足を引っ張りそうで…。テレビとは違い、NGを出しても知らない顔をしてお芝居を続けるくらいの度胸はないので。良く言えば素直、悪く言えば馬鹿正直かな…」。そんな中、歌やダンスのレッスンはスタート。最初は本当に辛かったといいます。それがある瞬間に小さな転機が訪れたそうです。「たとえば歌だと、のどに負担のかからない、お腹から発声する方法をレッスンするんですが、レッスンをこなすたび、だんだんコツが分かってきたんです。そうすると少しだけ希望が見えてきて」郁恵さんに出会って そんなとき、偶然某テレビ局で初代ピーターパンの榊原郁恵さんにお会いしたそうです。「開口一番、『7代目ピーターパンをやることになりました宮地です』と挨拶しました。ちょっと恐縮していたら、『私も見に行くからがんばって!』なんて応援してくださったんです。本当に嬉しかった!」。その瞬間、チャレンジ精神に火がついたそうです。「逃げ場があるとつい逃げてしまう性格なので、今は自分を追い込みながら、納得できるスタイルを追求しています」心に残るシーン 「昨年、『ピーターパン』を観ました。そのときは、まさか私が演じることになるとは思っていませんでした。その中で、妖精ティンクが毒を飲んで死にそうになったとき、『ティンクが死んじゃうからみんな拍手して!』とピーターパンが物語の子供たちに叫ぶシーンがあります(※1)。するとそれに応えるように子供たちが、『妖精はいると、信じてるよ!』って気持ちを込めて拍手します。その信じる気持ちによってティンクは生き返ります。今年2月に原作者を描いた映画『ネバーランド』(※2)を観たら、劇中劇にも同じシーンが! このとき『ピーターパンって素敵!』と思い、100年前からずっと語られている『いくつになっても子供の頃の夢は忘れちゃいけない』という意志を、私も引き継ぎたくなりました。だって最近は夢を持つ子供って少なくなっていると思うから。そういうピュアな心を忘れないでほしいし、同時に大人の方にも『私たちにもこういう時代があったなぁ』と思い出してほしくて。だからこのシーンは特に気合を入れて演じたいです」希望と不安の狭間にいるものの、「このハードルを乗り越えることで、女優として大きく前進したい」と明るく語る宮地さん。とはいえ自分のことを「良く言えば素直、悪く言えば馬鹿正直」という、そんな彼女だからこそ〝ピュアな心を忘れない〟ピーターパンを演じられるのかもしれません。 (※1) |
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