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ブライダルファッションデザイナーとして世界を舞台に活躍する桂由美さん。
西洋の文化であるウエディングドレスのデザインを手がける一方で、「着物の衰退とともに伝統工芸が滅んでいくのではないか」ということを心配されているそうです。そのため、常にファッションに「和」を取り入れることを意識し、織物はもちろんのこと、最近では和紙を素材としたウエディングドレスを発表されています。 越前和紙との出会い 素材として桂さんが選んだのが「越前和紙」。既成の和紙ではなくオーダーメイドの手漉き和紙によるまったく新しいタイプのドレスを考えていたころ、知人を介して福井県今立町の和紙職人に出会われたそうです。 「ジャパニーズペーパー」から「WASHI-MODE」へ 「発表当初はジャパニーズペーパーと呼ばれていた和紙が、最近ではWASHI-MODEという新しい分野の素材として世界のファッション界に広がりつつあります。これは、日本の伝統工芸をさらに世界に広げるいいチャンスだと思っています」。日本の伝統を発展させる場として、海外の舞台を選んだ桂さんのスケールの大きさを感じるコメントです。 港区は「ブライダルタウン」 桂さんがブライダルデザインを始められたのは、40年ほど前。当時、ファッションの中心は銀座でしたが、これからのファッションエリアとして青山に注目されたそうです。「適当にロマンティック、適当にモダン、適当にファッショナブル。最先端の街の印象が強いけど、神社やお寺も多く伝統もきちんと残っていますよね。ウエディングショップがたくさんあるし、最近はレストランウエディングができるおしゃれなお店も多く、ブライダルタウンと言ってもいいかも。とにかく大好きな街です」 伝統工芸はもちろんのこと、新しく開発される素材や技術にも常に注目し、「これはウエディングドレスにならないかな?なんて、いつも考えています」とのこと。続けてつぶやかれた「いいものは残っていくからね」という言葉に重みを感じました。 |
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