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世界の舞台に立つ 若きヴァイオリニスト
世界的なヴァイオリニストとして活躍されている庄司紗矢香さん。5月にサントリーホールでドイツの名門オーケストラ「バンベルク交響楽団」と共演されるということでお話を伺いました。 楽しみで始めたヴァイオリン ヴァイオリンとの出合いは海外だったそうです。「母が美術の仕事をしていた関係で、3歳の頃から2年ほどイタリアのシェナに住んでいました。そのときシェナの有名な音楽院で夏に行われていたオープンエアのコンサートを観たときですね。私は覚えていないのですが、そこでヴァイオリンの演奏を聴いて、子供心にたいへん感動して『ヴァイオリンをやりたい!』と母に言ったそうです。母は、小さい子供は何でもやりたいと言うものだ、としばらく聞き流していたようですが、5歳になってもまだ私がヴァイオリンをやりたい!と言い続けていたので、習わせてくれることになりました」 音楽とともに普通に生きること 庄司さんは、83年の東京生まれ。見た目はおしとやかなお嬢さんといった感じですが、ドイツ留学を経験されたり、数々の国際舞台で演奏したりと、長い海外生活で不安なことなどなかったのでしょうか? 「ドイツ留学でも特に困ったことはありませんでした。でも最初の一年は、ギムナジウム(※)でドイツ語でラテン語や哲学、経済の授業を受けなければならず、勉強も大変で精神的にも辛いと感じる時期がありましたけど」。海外にいても、いつも日本人として生まれてきたことを誇りに思っているそうです。「日本人には独特の思いやりの心、繊細さがあって、それによって色々な文化を取り入れ、学び、最終的に元よりさらによいものにすることもできるのではないかと思います」 ※ギムナジウム(ドイツ語:Gymnasium)は、ヨーロッパの中等教育機関。
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