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ふれあいコラム
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女優 田畑 智子(たばた ともこ)さん

名作舞台『奇跡の人』で難役アニー・サリヴァンに初挑戦

1歳のときに高熱で視力と聴力を失った少女ヘレン・ケラー。見えない・聞こえない・話せないという三重苦のため、家族に甘やかされてわがままに育ったヘレンは、家庭教師アニー・サリヴァンと出会い、ぶつかり合いながら成長していきます。この実話をもとに描かれた戯曲『奇跡の人』は、1959年にアメリカで初上演されたあと、世界各国で翻訳され、日本でも再演を重ねている名作です。今年、この舞台がキャストを一新して生まれ変わることとなり、女優の田畑智子さんがアニー・サリヴァンを演じます。

この役を大切にしていきたい!

「すごい役をいただきました。この役を演じきるのは本当に大変だと思います。なので、少し怖がっている自分がいる一方で、この役を大切にしていきたい! とにかく頑張らなくては! という自分もいます。きっと、たくさんの新しいことを見つけられると思っています」

田畑さんが演じるアニー・サリヴァンは、不幸な幼少時代を過ごし、人間不信になりながらも、やっと手に入れた家庭教師という仕事でヘレン・ケラーに出会います。

「サリヴァンは、実はかなりの不良で愛に飢えた人だったそうです。私とは全然違うかな(笑)。でも、違うからこそ、一から役柄を作り上げられる面もあるので、新しい自分が発見できて楽しいです。舞台では、ヘレンを演じる石原さとみさんとの取っ組み合いのシーンもあります。全身傷だらけになってしまうかもしれませんね。忍耐力、体力、精神力がすごく必要な役だと思います」

終わった瞬間に受ける拍手は独特のもの

映画やTVドラマから舞台へと活躍の場を広げている田畑さん。

「舞台の魅力は、いつも同じことを繰り返しているはずなのに、毎回、違うことが起きること。それに、終わった瞬間に拍手を受ける感覚は、本当に独特のものです。公演中はテンションがマックスに近い状態がずっと続くので、時間の流れがすごく早いし、特別な期間です。とにかく規則正しく食べて寝る。風邪なんかひいたら大変。健康的な生活をするように心がけています」

今回の『奇跡の人』はどんな舞台になると思いますか。

「今回の舞台は、演じる側の気持ちが、観に来てくださった方々にストレートに伝わる舞台です。だから、難しく考える必要はないです。舞台は苦手、と敬遠されていた方に、舞台っていいな、と感じていただける作品になると思います。それから、今までの『奇跡の人』をご覧になった方にも。新しく生まれ変わった舞台の感想を、早くお聞きしたいです。…少し怖いですけど(笑)」

新生『奇跡の人』。10月4日からの公演に向け、サリヴァン役の田畑智子さんとヘレン役の石原さとみさんに対する周囲の期待は日に日に高まっています。「難しい役ですが、私なりのサリヴァン先生を完成させて、自分のにしていきたいです」と明るく抱負を語ってくださいました。

田畑 智子さん 写真

■プロフィール
1980年生まれ。京都府出身。1992年公開の映画『お引越し』でデビュー、その年の新人賞を多数受賞。その後、多くのTVドラマにもレギュラー出演し、2000年にはNHK朝の連続テレビ小説「私の青空」のヒロインに抜擢。映画、TVドラマ、舞台をベースにCMやアニメの声優もこなし、活躍の場を広げている。

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