| HOME > ふれあいコラム:(財)日本相撲協会 高砂 浦五郎さん (元大関 朝潮) |
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![]() 相撲の世界に「夢」を持ち続けて 現役朝潮時代、豪快な取り口と気さくな人柄で相撲ファンを魅了した高砂親方。横綱朝青龍をはじめ多くの力士を抱える高砂部屋の師匠として、また日本相撲協会の理事として相撲の発展に尽力されている高砂親方にお話を伺いました。 朝潮から「弟子」を育てる親方へ 朝潮の横綱戦の白星は40勝(大関以下としては歴代1位)。昭和の大横綱、北の湖・千代の富士とは名勝負を繰り広げました。 「千代の富士とは同い年。後から入門した俺の方が入幕は早かったのに、関脇ぐらいから立場が変わってきました。大関になるのに四苦八苦している間に、千代の富士は大関、横綱とバーンバーンと上がっていくんです。大横綱になる力士は、大関、横綱に上がるときの『強くなり方』が違う…そのことが自分の身をもって体験できたからこそ、大関で辞めたとき今度は『横綱という弟子を持ちたい』という夢が持てました。逆に自分が横綱になっていたら角界にはとどまらなかったかもしれない。相撲の世界に、何かやり残したことがあるぞという思いがあったんでしょうね」 平成元年に引退された後は、若松部屋の親方として後進の育成にあたります。郷里の弟さんから「明徳義塾 (めいとくぎじゅく) の相撲部に稽古熱心な高校生がいる」と聞き、スカウトしたのが朝青龍関です。 「当時の二子山部屋には、1日100番も稽古する安芸乃島がいましてね。安芸乃島 (あきのしま) と猛稽古できたから、若乃花も貴乃花も横綱になれたんじゃないかな。若松部屋にもそれくらい稽古する力士が欲しかった。朝青龍は決して恵まれた体はしていない。初めて会ったとき、まさか大関・横綱になれるとは思いませんでした。とにかく彼の『稽古熱心』ってのを買ったんです」 「入門した朝青龍はまさに誰よりも稽古をしました。若松部屋から始まって、平成14年に高砂部屋と合併。そのとたん朝青龍が大関、横綱と駆け上がってきました。相撲をやれるのは一生にほんの一時。持って生まれた体も運もあるけれど、そのときにいかに集中して稽古をしていくかが、強い力士になっていくための課題でしょうね」 国技館で大相撲を生で観る楽しみは? 五月場所は両国・国技館で開催されます。「本場所の取組は朝9時から夕方6時まで。まる一日楽しめます。番付が上がって十両の取組あたりからライトの当たり方が違ってきます。強い力士は筋肉がテカテカ光ってきれいですよ。力士がぶつかり合うガツーンって音も聞こえるし、迫力は満点! 食べたり飲んだりしながら観戦できるのも大相撲のいいところ」。国技館名物の焼き鳥や、ちゃんこ屋台、お持ち帰り用のちゃんこ鍋も人気だそうです。 大きな体に大きな声、「大 (だい) ちゃん」の愛称で親しまれた明るい笑顔は現役時代のまま。ユーモアたっぷりに相撲の魅力を語ってくださった高砂親方でした。皆さんも国技館に足を運び、大相撲を楽しんでみませんか。 |
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