| HOME > ふれあいコラム:タレント 庄野真代さん |
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![]() 人の心と心をつなぐ音楽を届けていきたい 「飛んでイスタンブール」「モンテカルロで乾杯」。エキゾチックなムードと抜群の歌唱力で、70年代後半の音楽シーンを鮮やかに彩った庄野真代さん。現在NPO法人「国境なき楽団」の代表を務め、海外の子どもたちに楽器を贈る運動や、訪問コンサートなどを行っています。そんな庄野さんが、音楽にかける思いとは…。 環境問題に取り組んで得られたもの 庄野さんは人気絶頂の1980年に歌手を休業、バックパックを背に2年間の世界一周の旅に出ました。「世界のあちこちで、豊かな自然や人々の生活が利益追求のため侵されていくのを見ました。開発途上国の人が地球環境を真剣に考えていたのに、日本ではゴミの分別もやっていなかった。何とかしなくちゃと決意したんでしょうね(笑)」 帰国してからは、歌手活動のかたわら環境問題に取り組み、40歳をすぎてから法政大学人間環境学部に入学。「大学のゼミで、老人ホームや障害者施設など、コンサートに来られない人に生の音楽をプレゼントするサークルを立ち上げたんです。企画から運営まで手作りでやって、そのときの活動や人とのつながりが、国境なき楽団の設立母体になりました」 勉強を続けるうちに国際支援にも興味を持ち、早稲田大学大学院に進学。修士論文はストリート・チルドレンの問題に取り組み、マニラでストリートの子どもたちの支援プログラムに音楽を取り入れている施設を研究しました。「そこでは音楽が人の心を癒していたんです。まさに自分が色々な場面で体験してきたこと…。私は音楽に戻ってきた、これからは音楽を通して、人と人の関係を良くすることを起こしていきたいと思いました」 2005年には、9・11同時多発テロの犠牲者を悼む「セプテンバーコンサート」の日本版を主催、全国39会場で平和を願う市民コンサートが開かれました。「音楽を通じて国際支援や社会貢献をしたい」という庄野さんの夢はさらに広がっているようです。 記憶の扉を開けるきっかけに グループサウンズが好きだった普通の女の子を音楽の道に導いたのは、キャロル・キングの曲「You've Got A Friend」だったそうです。「『君が困っている時名前を呼んでくれたら、いつでもそばに行くよ…』ふにゃふにゃした歌い方で上手くもないのに、じわーっと心の底に響いてくる。何回も聴くうちに、この歌は心を伝えているんだ、音楽は人の心と心をつなぐ素晴らしいものだって気がついたんです。今でもその思いは変わりません」 7月26日、桑江知子さんとのジョイントコンサートが赤坂区民センターで開催されます。70年代後半から80年代前半の懐かしのナンバーも聴き逃せません。 「日々の仕事や生活に追われていると、心を揺らしたり、ときめいたりすることが少なくなってきます。懐かしい歌や音楽を聴くと、いきいきと輝いていた自分やその時代がよみがえってくる。私たちの歌が、記憶の扉を開けるきっかけになったらいいですね」
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