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ふれあいコラム
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2009年3月号 優雅なだけじゃない、ハープの魅力 福島 青衣子(ふくしま・せいこ)さん

3月28日(土)高輪区民センターで『ハープと歌 春の夢コンサート』が開催されます。ハープ奏者として出演される福島青衣子さんにお話を伺いました。

――ハープを始められたきっかけは?

小さいころ、ハープの演奏を見て、わぁーっと思ったんです。母の知り合いの娘さんがハーピストで。でも、そのときはハープを始めるきっかけもなくて、小学校5年生ぐらいのときに最初の先生に出会いました。今も昔も、ハープの弦を指で触って、弾くこと自体が楽しいですね。

今、私が演奏しているハープは3種類です。グランドハープという一番大きなタイプは、オーケストラでも使われています。大きさは180?cmぐらいで弦が47本、ペダルがついていて、深くて丸い音がします。アイリッシュハープはアイルランドのハープで、中くらいの大きさなんですが、少しかたい感じの音がします。あとは、サウルハープという小さなハープです。

――フランス留学について聞かせてください。

フランス留学の前までは、個人のレッスンに通っていて、プロになるという気もありませんでした(笑)。心理学の勉強をしていたので、音楽療法で留学することを調べていたんですが、だんだん楽器を弾くことが楽しくなってきて。やはりハープを弾き続けたいなと思って、進路変更したんです。

留学時代のハープの先生のレッスンで、あらためてハープのおもしろさにはまってしまい、プロになろうと決めました。留学時代にフランスの仲間と結成したユニットENSEMBLE KHAPSは、今もずっと続けて活動しています。

――コンサートの聴きどころは?

前半はハープがメインで、幅広いジャンルからハープに合いそうな曲を選んでいます。ハープのために書かれたオリジナル曲から、耳慣れたピアノの名曲、アイリッシュダンス、日本民謡も演奏します。ドビュッシーの『亜麻色の髪の乙女』は、グランドハープならではの演奏で、ピアノとの違いを楽しんでいただきたいですね。3種類のハープの音色の違いに注目するのもおもしろいと思います。

後半はソプラノ歌手の金澤梨恵子さん、港区立三光小学校の合唱部と共演します。金澤さんとは、『早春賦』など春の歌をお届けします。三光小学校の合唱部が歌う『ふるさとの四季』は春、夏、秋、冬の日本の名曲メドレーです。舞台で小学校の子どもたちと共演するのははじめてですし、子どもたちの歌声で名曲を聴けるのは、私自身も楽しみです。

今回のコンサートでは、優雅なだけじゃない、ハープのいろんな面を、皆さんに伝えられたらと思います。音色や演奏法を変えて遊んだり、迫力のある表現など、ハープの意外な一面を発見して楽しんでいただきたいですね。

福島 青衣子さん 写真

■プロフィール
2003年リヨン国立高等音楽院首席卒業。05年同大学院卒業。01年パリ・シャルパンティエ・コンクールでルーセル賞受賞。02年マドリッド・ルドヴィコ国際ハープコンクール第3位受賞。日本、フランスでソロ、室内楽、オーケストラなど幅広くハープ演奏活動を行っている。08、09年度公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。

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