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2009年12月号 日本の歌でつなぎたい「家族の心」/ソプラノ歌手 石田 祐華利(いしだ・ゆかり)さん、「ももたらう」 吉野 真紀子(よしの・まきこ)さん

平成22年1月24日、高輪区民センターで開催されるコンサート『家族で楽しむ日本の歌』。司会を務めるソプラノ歌手の石田祐華利さんと第二部に登場する混声ア・カペラ三重唱ユニット「ももたらう」の吉野真紀子さんにお話を伺いました。

――1月のコンサート『家族で楽しむ日本の歌』について。

石田さん:日本の歌を通じて家族の絆を深めようというのがコンサートのテーマです。ソプラノというとクラシックやオペラなどをイメージされると思いますが、今回は、私がずっと大切に歌い続けている「おかあさん」をはじめ、聞く方にとってわかりやすい日本語の歌を選曲しました。

吉野さん:第二部の前半では、明治から歌われている唱歌と童謡を中心に歌います。懐かしいメロディーを聞いて、お客様にその歌を思い出していただき、家族で歌っていただけたらいいなと思っています。後半は、石田さんの想いをついで、母をテーマにした曲を歌いたいと思います。最後にはお客様と出演者全員による合唱コーナーも用意されており、どんなふうになるか今から楽しみです。

石田さん:ジャンルの違うメンバーが一つのテーマで共演するのは、なかなかない機会なので、お客様も出演者もきっと楽しめるのではないでしょうか。

――歌を通して伝えたいことは?

吉野さん:自分が子どものころに歌った唱歌や童謡が、いつのまにか学校の教科書から消えてしまい、今の子どもたちがほとんど知らないことに気づき、とてもショックでした。どれも簡単ですぐに歌える曲なので、コンサートを通してもう一度子どもたちに日本の歌を伝えていきたいですね。

石田さん:自分をこの世に生み出してくれた母や父、そして地球への感謝の想いなど、「愛と祈りと感謝」をテーマに心を込めて歌いたいと思っています。また一緒に歌うことで、凝り固まった何かがときほぐされていくような名曲の素晴らしさも感じていただきたいですね。

――歌のよさ、魅力とは?

石田さん:カタチがないところでしょうか。同じようにカタチを持たない、気持ちや感情にとても近いエネルギーを持っているのではないかと感じています。自分の想うことを心を込めて歌えば、それは必ず聞く人に伝わると思っています。

吉野さん:音楽の中で唯一言葉があるのは歌だけです。言葉をメロディーにのせて伝えると届きやすいのではないでしょうか。同じ歌を歌うことで心がつながり仲良くなれる…。歌にはそんな力があると思います。

――Kissポート読者のみなさんにメッセージを。

石田さん:私自身、日本の歌のよさをあらためて感じています。当日はどうぞ、おじいちゃんからお孫さんまで手ぶらで(笑)いらしてください。気軽に来て楽しんでいただきたいですね。

吉野さん:同じ歌を歌えるというのは、家族の心をつなぎ、絆を深めるためにとても大切なことです。コンサートでみんなで一緒に歌って元気になりましょう。ぜひご家族で足を運んでください。

石田 祐華利さん、吉野 真紀子さん 写真
■プロフィール

石田祐華利
長崎県出身。東京藝術大学大学院修了。イタリアや日本国内でオペラやミュージカルに出演。2008年CD「おかあさん」を発売。

吉野真紀子
鶴岡恵、望月寛之とともに混声ア・カペラ三重唱のユニット「ももたらう」を結成。アルトとアレンジを担当している。2008年デビューCD「ふじの山/夕焼小焼」を発売。

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