サイトマップKissポート財団について港区コミュニティ情報誌「Kissポート」について環境への取り組み
港区コミュニティ情報ネットKissポート ここは港区のポータルサイト。最新の耳より情報がいっぱいです!
今月のおススメ! イベント情報・チケット情報 サークル情報 施設案内
港区スポットガイド 連載コラム ふれあいコラム 地域人 Kissポートギャラリー
文字サイズ大きくふつう小さく
HOME > ふれあいコラム:カウンターテナー 彌勒 忠史さん
ふれあいコラム
今、話題の人物をクローズアップ!
バックナンバー
2010年3月号 きらきらした旋律の宮廷音楽をお楽しみください/カウンターテナー 彌勒 忠史(みろく・ただし)さん

6月にサントリーホールで開催される『きらめく音の宝石たちアントネッロ&二期会ライブ』。出演者のひとりで、日本を代表するカウンターテナーの彌勒忠史さんにお話を伺いました。

――カウンターテナーを歌える人は少ないとか。

テノールより約1オクターブ高く、ファルセット(裏声)で歌うパートです。非常にめずらしいと言われますが、男性なら誰でもカウンターテナーになれる可能性はありますよ。民謡でも、ポップスでも、どんな歌も裏声は使うでしょう?
ただ声帯のコントロールが非常に難しく声楽的訓練が必要なので、仕事にしている人は少ないですね。

――声楽の道に進まれたきっかけは?

母や叔父の影響で、音楽は幼いころから聴いてきました。自分でもポップスの演奏活動をずっと続けてきましたが、専門の道に進む気はなく、大学では教育学を専攻し、自国の文化伝統に根ざした学校教育というテーマのもと歌舞伎の研究をしていたのです。そうしてすっかり歌舞伎にはまり、自分でも舞台に立ちたいと思うようになりました。でもそれは難しい…。そんなときイタリア歌劇団のオペラのビデオを見て三日三晩感動の涙にくれた(笑)。これがこの道に入ったきっかけです。

――東京藝術大学卒業後はイタリアに渡られたのですね。

国立音楽院の教員を務め、歌手として活動しながらオペラ演出の勉強をしていました。ラテン系の文化になじめず、外国人として暮らすのがつらい時期もありましたが、音楽の世界はほんとうに楽しかった。
イタリアの人たちは客席からの表現が素晴らしいのです。僕が歌っていることに少しのタイムロスもなく反応してくれ、ちょっとした言葉の遊びもウケてくれる。音楽でコミュニケーションする楽しさを教わりましたね。

――オペラの魅力とは?

究極の進化を遂げた演劇、それがオペラではないでしょうか。西洋演劇の基本は対話ですが、どんなお芝居にも音楽がありますよね。それをきわめて対話自体が音楽となったものがオペラです。せりふが旋律となり、その感情表現が音楽によって強化されているところが何ものにも代え難い魅力です。

――6月の『きらめく音の宝石たちアントネッロ&二期会ライブ』について

音楽用語に「音楽装飾」というものがあります。ある旋律を細かい音符にして、きらきらした音で飾り立てるという手法です。
それを使って「歌の宝石箱」というテーマで一夜を楽しんでみませんか、というのが今回の音楽会です。17世紀のイタリア音楽のレパートリーを装飾と変奏による変化で楽しんでいただけると思います。
400年前の曲が身近に感じることにきっと驚かれるはず。どうかお気楽に宮廷の音楽を聴きに来てください。

『きらめく音の宝石たちアントネッロ&二期会ライブ』のチケットを販売しています。
詳しくはの『ドリームチケット』のページをご覧ください。

彌勒 忠史さん 写真
■プロフィール
東京都出身。千葉大大学院修了。東京藝術大学声楽科卒業。1999年よりイタリア政府奨学生として渡伊。古楽演出学を学んだ後、オペラや演奏会の演出を行う。現在、学習院生涯学習センターでも講師を務める。CDは「音楽装飾されたマドリガーレ」ほか多数。二期会会員。
▲このページのトップへ

個人情報保護について [PDF]サイトへのリンクについて

Kissポート財団
(財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団)
港区赤坂4-18-13赤坂コミュニティーぷらざ
電話:03-5770-6837/Fax:03-5770-6884
お問い合わせ:fureai-info@kissport.or.jp
Kissポート財団について
ISO9001/ISO14001 プライバシーマーク
このホームページはKissポート財団の公式ホームページです。このホームページのすべての権利は当財団に帰属します。
当財団の許可なく複製、転載は出来ません。