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港区探訪
はじめて物語(3) 野球チーム&プロ野球
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港区で発祥した物や事柄をご紹介する「はじめて物語」。今回は、日本で最初の「野球チーム」と「プロ野球」にまつわるエピソードをお届けします。


新橋で生まれた野球チーム

日本における「野球の発祥」についてはさまざまな説がありますが、明治5年、アメリカ人教師のホーレス・ウィルソン氏が第一大学区第一番中学(現在の東京大学)で生徒たちに教えたのが最初だとされています。それからおよそ5年後、新橋に日本で最初の本格的な「野球チーム」が誕生します。

当時の新橋は鉄道が開通したばかり。日本で最初の野球チームをつくった平岡煕(ひらおか・ひろし)氏はアメリカで汽車製造技術を学んだ鉄道技師で、新橋の鉄道局に勤めていました。彼は留学中に本場のベースボールの面白さに魅せられ、明治9年に帰国した際、野球道具を日本へ持ち帰ってきます。

明治10年に平岡氏は鉄道局に入局。勤めのかたわら、職員たちを集めて空き地で野球をするようになります。平岡氏の本場仕込みの野球は好評で、参加人数は次第に増え、ついに局内に「新橋アスレチック倶楽部」という日本初の本格的なクラブチームが結成されました。

平岡氏は洋服がまだ珍しかった当時にチームで揃いのユニホームをつくり、さらに日本で最初の野球専用グラウンドをつくるなど、画期的な試みを次々と実行していきました。また、アメリカの運動具商スポルディング氏と文通して野球用具の寄贈を受け、ルールブックもアメリカから取り寄せた最新のものを使用していたとされています。新橋アスレチック倶楽部の最先端の野球は巷で評判となり、鉄道職員だけでなく、付近の学生たちも野球を学びに平岡氏の元へ集まってきました。

明治20年、平岡氏が鉄道局を退職したことをきっかけにチームは解散。その後は学生野球が全盛の時代となっていきます。

平岡氏は日本野球の成長に大きく貢献した功績を称えられ、昭和34年に野球殿堂入り(第1号)し、「日本の野球の祖」と呼ばれています。

平岡煕氏
▲平岡煕氏 (20歳頃)
旧新橋停車場
▲汐留の「旧新橋停車場」(港区東新橋1丁目)。鉄道発祥の地で、日本初の野球チームが生まれました。
新橋アスレチック倶楽部
▲「新橋アスレチック倶楽部」。
写真中央で、バットを杖のように持っているのが平岡煕氏。
明治時代の野球道具(複製品)
▲明治時代の野球道具(複製品)。
(野球体育博物館蔵)
芝浦の「プロ野球」

港区は「プロ野球」発祥の地としても知られています。

大正9年、学生野球が盛り上がる中、芝浦に「日本運動協会(通称・芝浦野球協会)」、という野球チームが誕生します。日本運動協会は、プレーヤーが野球をすることで報酬を得る「職業野球」を日本で最初に試みたチームで、現代のプロ野球の原形とも言えるものでした。協会は本拠地の芝浦でホーム球場を独自経営し、新聞広告で選手を一般公募。入団テストで選ばれた選手たちは芝浦でトレーニングを積み、全国を巡って学生や社会人のチームと対戦を重ねました。

残念ながら当時の日本では「職業野球」という概念が世間にあまり受け入れられず、協会は設立して間もなく経営難となります。さらに大正12年の関東大震災で芝浦の球場が使用できなくなり、チームは解散を余儀なくされます。この後、日本運動協会は関西の実業家の後援で「宝塚運動協会」と名前を変えて再出発しましたが、こちらも軌道にはのらなかったそうです。

この後、昭和9年に「大日本東京野球倶楽部(現在の読売ジャイアンツ)」が創立されるまでの間、日本にプロ野球チームはなかったとされています。

プロ野球も開幕間近の季節、港区で生まれた二つのチームに思いをはせつつ、発祥の地を訪れてみてはいかがでしょうか。

本稿の地図
日本運動協会
▲「日本運動協会」。
発足当初の入団テストで14人の選手が採用されました。
埠頭公園
▲埠頭公園(港区海岸3丁目)「日本運動協会」のホーム球場はこの付近にあったとされています。現在は公園内に少年野球場があります。
  写真資料・(財)野球体育博物館
野球の歴史をたどろう 野球体育博物館

東京ドーム内にある野球専門のミュージアム。日本の野球に貢献した人々を表彰する「野球殿堂」コーナー、プロ・アマ野球の歴史資料をはじめ、WBCなどの話題性の高いトピックまで幅広く取り扱う。

住所:文京区後楽1-3-61(東京ドーム21ゲート)
TEL:03-3811-3600
詳しくは http://www.baseball-museum.or.jp/

野球体育博物館
港区の「地元」プロ野球チームを応援しよう 東京ヤクルトスワローズ

昨年度からチーム名に「東京」を掲げたヤクルトスワローズ。古田選手兼任監督を中心とした球団改革プロジェクト「F-PROJECT」は、地域密着型のファンサービスを展開しています。昨シーズンは神宮球場周辺でのPR活動(写真)や選手による小・中学校訪問など、港区を中心に様々な活動が行われました。今シーズンの展開にも注目しましょう。

東京ヤクルトスワローズ公式サイト
http://www.yakult-swallows.co.jp/

東京ヤクルトスワローズの地域密着型ファンサービス

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