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HOME > 地域人:葭原 滋男 選手 (2004年アテネパラリンピック銀メダリスト)
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2004年アテネパラリンピック銀メダリスト[自転車:男子タンデムスプリント(視覚障害・B1-3)]葭原滋男選手
 

■プロフィール

10歳のころ、視野が狭くなり、暗いところが見えにくくなる網膜色素変性症とわかる。24歳で走り高跳びを始め、92年バルセロナ大会、96年アトランタ大会出場。98 年自転車競技に転向し、00年シドニー大会、04年アテネ大会の各パラリンピックに出場。

■苦難を乗り越え掴んだ銀メダル- いつの日かタンデムで港区を駆け抜けたい│

 「24歳の時、全国身体障害者スポーツ大会が沖縄であることを知って、沖縄に行きたい!と思ったのがきっかけです(笑)。いろんな種目にトライして、自分にむいていたのが走り高跳びでした。それから、ほぼ独学で練習方法を研究し、国内では敵なしというレベルまでになったんですが、バルセロナ大会で初めて世界との力の差を実感しました」そこから奮起し、ベルリンの世界選手権で優勝、その後のアトランタ大会で銅メダルを獲得。
「そのころ年齢的にも限界を感じて引退も考えたんですが、自転車クラブチームの監督に、『もう一度金メダルを目指してみないか』と声をかけられ、闘争心に火がつき自転車競技を始めました。スピード狂なのか(笑)スピードに対する怖さはなく、体力の限界までもがくとそれだけスピードが出て、視界がどんどん流れていく。そんな自転車の楽しさに惹かれました」監督にしごかれ、猛練習した甲斐もあり、シドニー大会では、世界記録で見事金メダルを獲得。
「覇者として挑むアテネでしたが、途中、パイロットの変更や骨折など辛い時期もあり、やめたいと思う気持ちもありました。色々な苦難を乗り越えて獲得した銀メダルなので、今まで以上の喜び、達成感がありました」

 葭原さんから同じように障害を持つ方々に─「スポーツを通じて世界の人々と交流することで、自分の小ささに気づかされました。何でもいいので、世界を目指して挑戦してほしい。そして、もっと大きな気持ちを持てる人になってほしいですね」

葭原 滋男 選手 写真

タンデムスプリントとは、2組のタンデム(2人乗り自転車)が同時にスタートし、規定周回をどちらが先にゴールするかを競う競技です。

この他に1 キロタイムトライアル(1人ずつスタートし、1 キロのタイムを競う競技)があります。シドニー大会、葭原さんはこの種目で金メダルを獲得されました。タンデムは、前に乗る選手をパイロット、後ろをストーカーと呼びます。

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