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■ネバーランドへと誘う、7人の(ちょっぴり?)大人の妖精たち 子供たちが同じ小学校に通う縁で集まったお母さんたちが、PTA新年会の出し物に初めて演奏したハンドベル。ティンカーベルはそんな何気ないことからスタートしたグループです。ミュージックベルとトーンチャイムの伸びやかな響きに感心しながら、その魅力をお聞きすると「自分がいなければという、一人ひとりの存在感ですね」と口を揃えるみなさん。一人で担当する音は5~8個、メンバーが一人でも抜けてしまうと音楽にならず、演奏できなくなってしまいます。「一つの曲をみんなで仕上げていくことは大変だけど、とても楽しい」と、お互いに目と目を合わせながら答えてくれました。新年会の日から10年あまり、メンバーが替わることもなく学校、病院、教会などでのコンサート活動を続けているティンカーベル。気心が知れていて、寄り添える仲間たちが最高!というように、とても居心地が良さそうですが、日々の練習は時に厳しいことも。「聴いてくださる方がいる、それがとてもうれしいんです。ですから、プロではないけれど、自分たちにできる精一杯の演奏を届けたいと思っています」。練習が厳しさを増してくるのも、こうしたひたむきな思いがあるからなのでしょう。そして、これまでを振り返っていかがですか?とお聞きすると「気がつかれるような大きなミスがなくなったこと! これが10年間で一番の進歩かな?」と一同大笑い。何とも微笑ましいみなさんです。「でも、最も大きな進歩はお互いの音を聴き合えるようになったことなんですよ」と、本当のところも教えてくれました。これは、耳だけではなく、メンバーが心を一つに合わせられるようになったからとか。好きな音楽を通して一期一会の人との出会い、社会との関わりを持てること、それが活動の原動力になっているようです。「これからも進化していきたい!」と、声を合わせて力強く語ってくれました。 ベルとチャイムの透きとおった余韻は、妖精ティンカー・ベルが振りまく粉のよう。空は飛べないけれど、聴く人の心を星空の彼方へと誘ってくれそうです。これからも港区のイベントには積極的に参加していきたいと話すティンカーベルのみなさん。ちょっぴり大人になった妖精たちが奏でるベルとチャイム、その心地よい響きを読者のみなさんも体感してみませんか。聴かせていただいた『涙そうそう』は、透明感あふれる演奏がとても印象的でした。 |
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