| HOME > 地域人:齋藤 将人さん (フラワーキャンドル 事務局) |
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コンサート会場に届けられる華やかなスタンド花――それは、その日、ステージに立つアーティストへの激励や祝福の気持ちがこもった花です。そんな花をコンサート終演後に譲り受けて、全国の児童養護施設・老人介護施設に届ける活動が、フラワーキャンドルです。
スタンド花は、終演後、出演したアーティストやスタッフが持ち帰りますが、時には多すぎて持ち帰りきれないこともあるとか。仕事柄、そんな光景を見てきた齋藤さんは「まだきれいに咲いているのに、もう一度、この花たちを生かす方法はないものだろうか」という思いから、それらを譲り受けて福祉施設に届けることを考えました。「児童養護施設の子供達の入所理由は虐待が急増しているとか、老人介護施設で話すこともなく引きこもっているお年寄りがいると知って、そんな子供達、お年寄り達の心のケアに花を役立てられないかと思ったんです」 ■コンサート会場から福祉施設へ 事務局スタッフがコンサートプロモーターに打診したところ「そうした形で二次利用されるのであれば喜ばしい」との返事。各方面の協力を得て、今年3月中旬に1回目の発送にこぎつけました。「コンサート終演後、花の回収と清掃をしました。一つのスタンド花から二つの花束を作り、水あげ等の手入れをほどこして、翌日に児童養護施設に届けました」。施設に着くまでは、初めての試みだけに不安もありましたが、子供たちの笑顔と「また来てね」という言葉に、心から「よかった。うれしかった」と感じたそうです。■フラワーキャンドル――希望の灯をともしたい この活動を始めるまでは福祉にとりわけ関心があったわけではないという齋藤さんですが「活動を進めていくうちに身近なものに感じてきました。フラワーキャンドルの活動がきっかけとなり、例えば、施設で人手が不足している現実などに多くの人たちが目を向けてくれたら」といいます。「スタンド花には、贈り主から応援の気持ちが込められ、花に励まされたアーティストの気持ちも込められています。さらに、花をもう一度生かそうという気持ちが加わって。そんないくつもの気持ちがこもった花が、ふさぎがちな人々の心にささやかでも希望の灯をともしてくれることを願っています」。そんな齋藤さんの目標は「全国に3万以上あるといわれる、老人福祉施設・児童養護施設すべてに花を届けること」だそうです。 |
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