| HOME > 地域人:アトリエ・フューチャー代表 高津 智絵さん |
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![]() 子どもの感性を磨いて優しい気持ちを育んでいきたい
芝浦港南区民センターの一室に敷き詰められたブルーシート。「こんにちは!」の元気な掛け声とともにやってきた子どもたちは、ブルーシートに座って思い思いの作品づくりを始めます。芝浦地区で14年、子どもたちを対象に絵画と造形教室に取り組んでこられたアトリエ・フューチャーの高津さんにお話を伺いました。 「ここでは綺麗な格好はできませんね。絵の具のついたベタベタの手でわざと触ってくるし、『はい、プレゼント』って粘土の帽子をかぶらされるし(笑)」アトリエ・フューチャーでは、カリキュラムは用意するものの、どう作っていくかは子どもの自由な創造性に任せていきます。「平面で作るつもりだったのが、立体になっちゃったり、予想とまったく違うのができてくる。でもそれがまた面白いんです」 教室の作品の材料は、ご近所の方が寄付してくださるそうです。木のチップ、梱包のスポンジからコンタクトのケースまで画材店ではとても手に入らないものばかり。「どうやって使おうかと子どもたちと考えるのが楽しみなんです」 ![]() 教室の入り口は、安全上許される限りわざと開けたままにしています。日本舞踊や英語、少林寺など多くのサークルが利用する芝浦港南区民センターでは、「綺麗な着物の人が通ったよ」「太鼓の音がするよ」と子どもたちのアンテナはとても敏感です。組み紐の先生が子どもたちに手ほどきをしてくれたこともあるそう。「絵だけじゃなく、色々な文化、地域の人と触れ合って、子どもたちの感性を磨いていきたいんです。そうすることで何よりも優しい気持ちが育まれていくと思うんです」 高津さんご自身も、大学生と高校生のお子さんを持つお母さん。ランドセルを背負ったまま小学校から教室に直行したお子さんには、お母さんに連絡させたり、学校の宿題を済ませてから作品に取りかからせます。行き帰りの安全にも気を配り、親御さんからもおおいに感謝されているよう。 「子どもはたくさんの大人に育てられている」と語る高津さん。地域で育む素敵な子育てをかいま見たひとときでした。 |
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