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反差別国際運動 (IMADR) プログラム・オフィサー マライア・イレトさん
自分にできる小さなことから

70を超える大使館があり、さまざまな国の人が働き、生活している港区。その港区から反差別国際運動を世界に発信されているIMADRのマライア・イレトさんにお話を伺いました。

「大きなことはやっていません。自分にできる小さなことから始めています」と語るマライアさん。「私たちの役割は、マイノリティ※の当事者同士の橋渡しをすること。2004年のスマトラ島沖地震の津波の際には、支援の行き届かないインドのマイノリティに対し、日本のマイノリティから寄付を募りました。この寄付のおかげで、ミシンを購入して仕事ができるようになったケースもあるんですよ」

フィリピン人のご両親を持ち、世界各地で年少時代を過ごし、19歳のときにお父様のお仕事の関係で初めて来日。アメリカの大学院で学んだ後も日本に「帰ってきた」と感じるほど、日本での暮らしが長くなり、なじんできたそうです。

趣味はインドネシアに留学したときに学んだジャワ舞踊。お休みの日には男女平等参画センター(リーブラ)で、飯島かほる先生の指導のもとレッスンに励んでいます。

1996年、洗足学園音楽大学「アジア音楽の楽しみ」にてジャワ舞踊を披露 写真
1996年、洗足学園音楽大学
「アジア音楽の楽しみ」にて
ジャワ舞踊を披露

「日本で本格的なジャワ舞踊が続けられるとは思わなかったので、とても嬉しいです。仕事場のある六本木は世界中の本格的な料理が食べられるし、たくさんの国の人がこの街に住んでいて、港区は本当に多様性のある街ですね。こういう街にいるのだからこそ、料理や文化だけではなく、その背景にある歴史や社会問題などもあわせて理解する必要があると思います。私は日本が好きで住んでいるので、コミュニティの一員として、自分にも何かができると信じてやっていきたいです」。生まれや育ちがどこかではなく、・地球に生活する人・という視点で行動するマライアさんにいろいろと刺激をうけたひとときでした。

※社会の中で民族・文化的・宗教的要因などから差別されている人たち

マライア・イレトさん (写真)
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