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連載コラム

ラグビーワールドカップ日本大会を100倍楽しむコラム

【第5回】(最終回)RWC2019に参加して、一緒に大会を盛り上げよう!

2019年のラグビーワールドカップ(RWC)日本開催に向けて、RWCの魅力やラグビー観戦の楽しみ方を紹介する5回連載コラムの最終回です。

ラグビーのビッグイベント目白押し

今、日本ラグビー界は、かつてない熱気に包まれている。なぜなら今年から数年間、ラグビーのビッグイベントが目白押しだからだ。まず、今年の9月からRWC2015イングランド大会が開催される。歴代最強と呼ばれる日本代表が初のベスト8入りをかけて、南アフリカ、スコットランド、サモア、アメリカとの戦いに挑む。翌2016年に開催されるリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックでは、今大会から正式種目となった男女の7人制ラグビー(セブンズ)が楽しめる。そして2019年は、待望のRWC2019日本大会の開催。翌2020年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、2年続けて日本でラグビーの熱い戦いが繰り広げられる。

RWC2019に向けて

RWC2019開催に向けて、国内では準備活動が始まっている。2014年11月には、開催都市の立候補地が発表された。開幕戦および決勝戦が行われる新国立競技場のほか、北から南まで全国15の都市が名乗りを上げている。今後、審査や個別協議等を経て、3月には10~12カ所の試合会場が決定する予定だ。

求められるボランティアの力

オリンピック・パラリンピックやRWCのような国際的イベントは、ボランティア無くしては成り立たない。それを象徴的に示したのが、2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックだった。同大会では「ボランティアのあなたがゲームをつくる」との意味を込めてボランティアを『ゲームズメーカー』と呼び、話題となった。ボランティアを重視するのはRWCも同じだ。2011年ニュージーランド大会では、述べ5万人以上のボランティアが参加し、ゲームを盛り上げた。日本で開催されるRWC2019の成否も、ボランティアの活躍にかかっているといっても過言ではない。ボランティアには、世界中から訪れる方々の誘導やチケット切り、式典、広報の支援等への参加が期待されている。

日本で、これほど大きな国際的イベントが開催される機会は滅多にないのだから、楽しまなくてはもったいない。観るだけではなく『ゲームズメーカー』になり、みんなでRWC2019を盛り上げよう!

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KissポートWEBは、今後もRWCに向けたラグビー情報を、機会を捉えて発信していきます。