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港区探訪
はじめて物語(4) ホッピー
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港区で発祥した物や事柄をご紹介する「はじめて物語」シリーズ。今回の主役は、東京の味「ホッピー」です。昭和の下町情緒とともに愛され続けてきた飲み物ホッピーは、港区の赤坂で生まれ育ちました。


ホップでつくったノンビア

そもそもホッピーとは何なのでしょう。ボトルを開けてグラスに注ぐと、見た目はビールにそっくりです。ホッピーは麦芽とホップでつくられたアルコール分0.8%の「ビアテイスト飲料(日本ではアルコール分1%以上がお酒)」。これに焼酎を混ぜて飲むスタイルが一般的です。もっと詳しいお話を赤坂にあるホッピービバレッジ(株)の石渡光一社長に伺いました。

「ホッピーの名前の由来は『ホップを使った本物のノンアルコールビール』です。最初はそのまま『ホッビー』だったのだけれど、響きの良い『ホッピー』になりました。基本的には材料も製造工程もビールと同じ。でも発酵日数を調整してアルコール度数を低くなるようにしています。お酒が弱い人はそのまま飲めるし、お酒が好きな人は焼酎の量を自由に調整して飲める。ホッピーには自分流にアレンジできる、遊び心に似た楽しさがあるんですよ」

奥が深そうなホッピー。一体どのようにして生まれたのでしょう。

ホッピービバレッジ赤坂本社 (昭和16年当時)
▲昭和16年、赤坂一ツ木町(現赤坂5丁目)にあった赤坂本社(写真右)。
会社の前から出征兵士が見送られていきました。
現在発売されているホッピーのラインアップ
▲現在発売されているホッピー。
(左からホッピー、黒ホッピー、店舗用ホッピー、55ホッピー)
ホッピーの生い立ち

ホッピーを開発したのは先代社長の石渡秀氏。明治時代に赤坂でラムネ飲料を製造販売する「秀水舎」という会社を営んでいました。大正時代に、当時高級品だったビールの代用品としてノンビア(ノンアルコールビール)が流行し、秀水舎にもラムネ工場でノンビアをつくってほしいという依頼が入るようになります。この当時、街に出回っていたノンビアは材料不足のため、ほとんどが発泡剤や香料入りの質の悪いものでした。

そんな中、先代社長は「まがい物は作りたくない」と依頼を断り続けていたそうです。ところが大正15年、信州の野沢に新しい工場を構えた際、現地で偶然にもビールの原料のホップの畑を見つけます。「これがあれば本物のノンビアがつくれる」と研究開発に着手。ついに終戦直後の昭和23年に赤坂で「ホッピー」が誕生しました。これを新橋で売ったところ大流行。ホッピーに焼酎を入れる飲み方は、この当時に街で自然と生まれました。物資不足で質の悪いアルコールが多い中、本物のホップを使った味が人々を魅了したのでしょう。

赤坂の都市開発が進んだ昭和45年に工場は水のきれいな調布に移転。また、昭和47年にはロゴの印刷されたオリジナルボトルが登場します。リニューアルにより昭和50年代にホッピーは東京の街で再び爆発的に売れました。

石渡秀氏
▲ホッピーを開発した石渡秀氏。
ホッピービバレッジ(株)石渡光一社長
▲ホッピービバレッジ(株)の石渡光一社長。ホッピー発祥のエピソードを詳しく教えていただきました。
ホッピー提灯が灯る夕暮れ時の新橋
▲ホッピー提灯が灯る夕暮れ時の新橋。どこか懐かしい風景です。
今も愛される本物の味

現在では、東京だけでなく全国でホッピーが飲めるようになりました。昔からの根強いファンに加え、昭和レトロブームがきっかけで若い人や女性の間でも人気が出てきたそうです。また、プリン体ゼロ、低カロリー、低糖質といった性質から、体にやさしい飲み物としても見直されています。時代が移っても変わらないのは先代社長から引き継いだ本物へのこだわり。ホッピーは今でも甘味料を使わずに、すっきりした伝統の味わいを守り続けているのです。

歓迎会シーズンもまっさかり。春の宴は港区生まれのホッピーでハッピーに乾杯しませんか。

ホッピーを楽しく飲もう おいしい豆知識
おいしい飲み方「3冷」
ホッピーの風味を最大限に生かす、おいしい飲み方をご紹介します。
旧新橋停車場 ホッピーと甲類焼酎(25度)をよく冷やし、ジョッキを冷凍庫で凍らせます。 旧新橋停車場 焼酎、ホッピーの順に注ぎます。割合は1対5。泡立つように勢いよく注いでかきまわさないのがコツ。
※氷を入れると風味が損なわれるのでご注意。
  イラスト   イラスト
ロゴのお話
レトロで味わい深いホッピーのロゴは昭和42年頃に社内公募で生まれました。当時の女性社員の旦那さん(デザイナー)が、晩酌をしながら書いたものが採用されたそうです。
ホッピー ロゴ
飲酒は20歳になってから。お酒は楽しく適量を。飲んだ後はリサイクル
資料提供・取材協力
ホッピービバレッジ株式会社
ホッピーのことをもっと知るなら…
http://www.hoppy-happy.com/
ホッピーはホッピービバレッジ株式会社の登録商標です。

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