ここから本文です。
駅の目の前にそびえるツインタワー「THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH( ザ リンクピラー ワン ノース サウス)」。
高輪ゲートウェイ駅前にある観光情報発信拠点「TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center」と、その周辺の見どころをご紹介します。
2020年3月、山手線では49年ぶりとなる新駅として誕生した高輪ゲートウェイ駅。駅前一帯はその後も「TAKANAWA
GATEWAY CITY」としてまちづくりが進められてきました。
2025年3月に一部エリアが先行開業してまちびらきが行われ、ついに今年3月28日、残る3棟も開業し、街全体がグランドオープンを迎えました。
とはいえ、「駅のまわりには何があるの?」「見どころは?」と感じる人もいるかもしれません。そんな時にまず足を運んでほしい場所が、「TAKANAWA
GATEWAYTravel Service Center
(タカナワゲートウェイトラベルサービスセンター)」です。ここはJR東日本が運営する観光情報発信拠点。JR乗車券類の販売や東日本エリアの観光案内を行う施設ですが、注目したいのは毎日2回開催されている無料の
“まちあるきイベント”です。まちあるきは、高輪の歴史の概要を紹介するところからスタート。どなたでも乗り降り自由な自動走行モビリティや、スマートフォン越しに機関車が走るAR体験など、TAKANAWA
GATEWAY
CITYならではの楽しみ方を約30分のイベントでキャストがわかりやすく案内してくれます。
また施設内には、東日本の観光名所の風景を色鮮やかに映し出す大型LEDビジョンや、AIを活用した旅の提案サービスなど、最新のデジタルコンテンツが充実。気軽に体験しながら、旅行の計画を練るのも楽しそうです。
いよいよ本格始動となったTAKANAWA GATEWAY
CITYを訪れるなら、ぜひTAKANAWA GATEWAY Travel Service
Centerをのぞいてみてくださいね。
TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center内の様子。拡大図は、質問に答えて顔写真を撮影すると、AI生成された少し先の未来の自分がおすすめの旅を提案してくれる「Watashi Trip」というデジタル観光コンテンツで、外国人観光客には特に好評だそう。JR東日本の広報担当者は「よりよい未来へ向けて共創し続ける街へ、どうぞお越しください!」と話します。
TAKANAWA GATEWAY Travel Service Centerには、14言語対応の翻訳システムや、VRゴーグルを通して遠隔地の風景を360度映像でリアルに体感できるバーチャルリアリティも設置されています。
自動走行モビリティに関する案内や、街の総合インフォメーションを扱う「Area Information & Mobility」。オリジナルグッズも販売しています。
(上)街の中を常に低速で運行している自動走行モビリティ「iino(イイノ)」。人が近づくと自動で減速します。1台の定員は3名、相乗りもOKです。移動手段として使う人もいれば、流れる景色を眺めつつコーヒータイムを楽しむ人も。
(下)モビリティの充電スポット。水素由来の電気が活用されています。
約150年前、日本で初めて鉄道が開業した際にレールが敷かれた場所が、街の中にあります。その鉄道敷を再現したスペース「高輪リンクライン」では、スマホで二次元コードを読み込むことで蒸気機関車が高輪の地を走った当時の様子をAR体験できるコンテンツも。
住所: 港区高輪2-21-2 THE LINKPILLAR 1 SOUTH 1階
開館時間: 11:00~18:00
休館日: 年中無休
入場料: 無料
アクセス: JR「高輪ゲートウェイ」駅直結
《まちあるき》:
毎日11:30/15:00開催(各回10分前から受付)。定員6人。参加無料。予約制、申込みはTAKANAWA
GATEWAY Travel Service Center WEBサイトから。
※2026年3月時点での情報です。予告なく変更・中止する場合があります。

TAKANAWA GATEWAY Travel Service
Centerが開催する「まちあるきイベント」の最中には、高輪リンクラインにて蒸気機関車が走る姿をAR映像で体験※することができます。いったい、TAKANAWA
GATEWAY CITYと機関車にはどういった関係があるのでしょうか?
明治に入って間もない1872年、日本初の鉄道が新橋~横浜間で開業しました。そのうち芝浦から品川周辺にかけての約2.7kmは、鉄道用地の取得が難航したため、海の中に石を積み上げて堤を築き、その上に線路が敷かれることになりました。これが「高輪築堤」です。高輪築堤は50年ほど使われた後、東京湾岸の埋立てのため地中深くに眠ることになりました。そしておよそ100年の時を経て、
TAKANAWA GATEWAY
CITYのまちづくりに伴う工事において遺構として再びその姿を現したのです。2021年には国の史跡に指定されました。
日本で初めて鉄道が走ったイノベーションの地としての記憶を後世に残すため、TAKANAWA
GATEWAY
CITY内には、高輪築堤の歴史を伝えるコンテンツが設けられています。約300mのストリート「高輪リンクライン」には、かつて鉄道が走っていたのと同じ位置にレールが再現されているほか、高輪築堤の石積みで作ったファニチャーや、鉄道の歴史を紹介する展示を設置。「THE
LINKPILLAR
2」内にはギャラリーがあり、鉄道開業の歴史や高輪築堤の発掘調査および文化財とまちづくりの両立に向けた取り組みを、模型や年表、記録映像などの展示で見ることができます。
※まちあるき中での体験ができない場合があります。
高輪築堤や鉄道の歴史に関する豆知識も掲示されています。