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連載コラム【特別編】

Kissポート財団設立20周年を迎えて

これからのKissポート財団について…

Kissポート財団 常務理事 内田 勝

2016年、財団は設立20周年を迎え、様々な記念事業を実施させていただきました。区民の皆様の合唱や高校生の吹奏楽と共演したクラシックコンサート、周年を冠したみなと区民まつり、いつも施設や事業をご利用いただいている皆様をお招きして開催した感謝の集い、さらに、誰もが親しめるスポーツのイベント等、大好評のうちに一年を締めくくることができました。

これもひとえに財団事業に参加していただいた皆様と財団を支えていただいた港区をはじめとした関係団体の皆様のお陰です。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

2017年を迎え、東京2020オリンピック・パラリンピックを見据えた財団の文化的活動が重要となるときでもあります。日本の伝統文化―能・狂言、歌舞伎や文楽、落語や浪曲にいたるまで―の奥深い和の世界に親しむ取組を、子どもたちや次の世代、外国人の皆様へ広めてまいります。

スポーツの分野では、区政70周年・財団20周年を記念して、港区と財団が一緒になって港区内を走るマラソン大会実施を検討していくことになりました。

また、2019年にはラグビーワールドカップ日本大会、東京2020大会では、トライアスロン、水泳10kmマラソン、パラトライアスロン競技はお台場が会場となります。この貴重な機会にスポーツを「する、みる、支える」取組を通じて、区民の皆様と共に盛り上げていきたいと考えています。

今年度、地域の拠点となる指定管理施設の紹介と所在する地域の情報をキスポート誌の1面に掲載しました。区民センターをはじめ、生涯学習施設、健康増進施設の窓口でいただくご利用の皆様の声を積極的に事業に届けたいと思います。そして、港区に豊富にある文化芸術や歴史の資源、人材を十分に活用し、事業展開を図ってまいります。

これまで財団が積み上げてきたノウハウを活かし、区や民間事業者等との協働を基本に、これからも、Kissポート財団は、区民の皆様に寄り添って、歩みを進めてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

「港区探訪 特別編」で、記念事業をご紹介します。⇒「港区探訪 特別編」へ