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広大な緑地の一角では、世界で活躍するアーティストの中谷芙二子氏による霧のアート「NAGI
凪」(2015)が体験できます。「万葉の時代には、人は霧を大気の息吹と呼んで、生命の根源として詩にも詠んでいます。現代人は、霧を体験することによって何を感じるでしょうか」と中谷氏。
※霧の体験は、春分の日~10/31まで。9:00~18:00までの毎正時ごとに15分間。
「自然」をテーマとした多くのデザインやアートが五感を刺激してくれる「品川シーズンテラス」。「MINATOシティハーフマラソン2018」の14km地点を過ぎた場所にある、アートが感じられる癒し空間です。
一定のリズムで水位が上下する等、さまざま波の表情が表現されている水景。
海側と武蔵野台地側の生態系を繋ぐ役割を担う湿生花園。草花が自然のままに生育しています。
自然エネルギーである「光」「風」「水」を利用者に感じてもらえるよう、品川シーズンテラスでは、いたるところに仕掛けが施されています。「イベント広場」のランドスケープデザインは「風の道」を象徴し、多様な緑と生物を育む水と緑のエコロジカルパークとなっています。オフィススペースに続く2階エスカレータ壁面にはアートデザイナー澤田広俊氏による「リボンアート」が設置されています。吊り下げられた無数のステンレスリボンが天窓からの太陽光を受け、輝く水面を表現しています。
※オフィススペースへは、関係者以外の方は入れません。
上空150mの天窓から降り注ぐ光を受けて輝く「リボンアート」。
写真左)東京湾から都心に向って「風の道」が広がる「イベント広場」。
写真右)「エコ広場」には、水景や壁面緑化で潤いのある景観がデザインされています。