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キスポートギャラリー

絵画・写真・俳句等港区のみなさんの作品です。

第29回 子どものびのび書展 受賞者発表!

子どものびのび書展は、子どもの発想力を大切にした自由な書道作品展です。

【展示期間】

みなとパーク芝浦 (1階 アトリウム) :
3/6(金)~3/12(木) 8:00~23:00
入賞作品展 ※最終日は12:00まで
※ 上記の開館時間は変更の可能性があるため、時間についてはお問い合わせください。

【問合せ】

Kissポート財団 広報・事業推進課 TEL 03(5770)6837

審査風景

審査風景 審査風景

審査員よりひとこと

佐藤 浩苑(さとう こうえん) 先生(毎日書道会 審査会員・清和書道会 常任理事・浩苑書道会 主宰)

数多い展覧会審査に立ち合いますが、この港区の『のびのび書展』の審査はいつもながら楽しい時を過ごさせていただきました。
形や書き順にとらわれず自由にのびのびと毛筆を楽しむ、という趣旨通り、ユニークな作品、思わず笑みがこぼれてしまう作品、もちろん正しい筆致の立派な作品もありますが、バラエティーに富んだ作品の数々に圧倒されました。作品提出時につけていただいたコメントもまた楽しく拝見させていただきました。

外山 錦紅(とやま きんこう) 先生(産経国際書会 審査会員・菽水書人社 理事・外山書道教室 主宰)

今年も新年にふさわしい、明るく個性あふれる作品に出会うことができました。
特に今回は力作が多く、審査はうれしい悩みとなりました。日常の出来事を丁寧に受け止め、言葉や文字へと表していく姿勢が伝わり、墨太で力強く、安定感のある作品が多く心に残りました。

森 信二(もり しんじ)(公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団 常務理事)

今年の「子どものびのび書展」には、2歳から小学6年生までのお子さまから185作品の応募をいただきました。力強いものから可愛らしいものまで、さまざまな個性豊かな「のびのび書展」にふさわしいものが数多くそろいました。
審査していて大変楽しく、嬉しくも思い、これからも多くの「のびのび」したお子さまたちの作品にお会いしたくお待ちしています。

●のびのび賞

のびのび賞 受賞作品

この書展の趣旨にふさわしい、形・書き順等にとらわれない自由でのびのびした作品、味のある作品

作品 名前 学校・園名 学年
あいうえお 坂口 うた 愛星保育園 5歳
かるた たかはし まなな 港南幼稚園 5歳
ミルク 山口 玲奈 芝浜小学校 1年生
天空 長谷川 簾 赤坂小学校 2年生
ドレミファ空シド 齊藤 歩美 白金小学校 3年生
日本の心 石田 紗彩 東京農大稲花小学校 4年生
クロマグロ 山口 桜華 芝浜小学校 4年生
雪の華 小野寺 一華 芝浦小学校 5年生
田中 星名 白金小学校 5年生
ありがとう 山口 彩愛 芝浜小学校 6年生

●Kissポート賞

Kissポート賞 受賞作品

上手な作品、秀作

作品 名前 学校・園名 学年
寺田 光希 中之町幼稚園 6歳
まり 清水 優花 港南小学校 1年生
ひかり 椎尾 真子 高輪台小学校 2年生
しらす 山瀨 新梛 東町小学校 2年生
初日の出 小野寺 五葉 芝浦小学校 3年生
友だち 柴村 阿弥 淑徳小学校 3年生
天下太平 丹羽 星河 東町小学校 4年生
希望の朝 石橋 篤 芝浦小学校 5年生
一球入魂 田村 心華 御田小学校 6年生
感謝 山本 雅蘭 高輪台小学校 6年生

●ふれあい賞

ふれあい賞 受賞作品

のびのび賞、Kissポート賞に準ずる作品、佳作

作品 名前 学校・園名 学年
まり 清水 咲奈 こうなん保育園 5歳
パパママ 松田 夏実 K.インターナショナルスクール東京 5歳
花火 秋吉 みのり 赤坂小学校 1年生
さといも 大木 里莉 白金小学校 2年生
井上 未織香 芝浜小学校 3年生
お金 若尾 奏和 港南小学校 3年生
沢辺 陽琉 赤羽小学校 4年生
将軍 堀越 裕太郎 学習院初等科 4年生
平和の光 彌冨 玲衣 学習院初等科 5年生
夢の実現 柴村 笑瑠 白金小学校 6年生

「子どものびのび書展」審査員に聞く!

毎年多くの作品を審査していただいている書道家の先生方に、本書展に携わる思いをお聞きしました。

佐藤浩苑先生

●審査基準について

「のびのび賞」は、とにかくアイデアいっぱいで、自然と笑みがこぼれるようなところをポイントに作品を選ぶようにしています。それに対し「Kissポート賞」は、古来の書道の原点でもあるように、美しい字形、正しい筆遣い、余白の使い方を重視しながら、選出するようにしています。

●本書展の今後について

日本人が作ったひらがなは、漢字を原点に作ったものですが、画面の中の活字に少し異なった字形があります。活字をそのまま書いていることと、筆順を理解できていない子どもさがいることが気にかかります。手書きの大切さを改めて見直して、今後にのぞんでほしいと思います。

佐藤浩苑先生

外山錦紅先生

●審査基準について

本書展のテーマにふさわしい、自由で多様性があり、創造性にあふれる作品であるかを重視しています。一人ひとりの個性や発想が、のびのびと表現されている作品を総合的に評価しています。

●本書展の今後について

幼い頃から、書道に限らず音楽や絵、スポーツなどさまざまな体験を重ね、そこから得たインスピレーションを作品に活かすことができれば、心に残る出品経験になると思います。また今年は、日本の書道をユネスコ無形文化遺産に登録するかどうかの審査が11月頃に行われる見通しです。登録されれば、国内外で日本書道への関心がこれまで以上に高まるでしょう。そのような時代に、書の価値や魅力を自分の言葉と作品で伝えられる子どもたちが増えることを願っています。

外山錦紅先生
子どもたちの作品出展までの道のり